【2026年9月24日】草加市知的特別支援学校研修会にて研修を行いました。
2026年10月19日 16:21
草加かがやき特別支援学校にて、「薬」と上手に付き合うための研修を実施しました
2026年9月24日、埼玉県立草加かがやき特別支援学校の学校保健委員会にて、教職員・保護者の皆さまを対象に講演を行いました。
今回のテーマは「『薬』と上手に付き合うための こころの発達・精神サポート講座」。薬を飲むべきか、飲まないべきか。その結論を急ぐ前に、考えておきたいことをお伝えしました。
「困った行動」から「困っている本人」へ
教室から飛び出す、大声を出す、物を投げる。そうした行動を見ると、私たちはつい「どうすれば止められるか」を考えがちです。
しかし、その背景には不安や感覚過敏、睡眠不足、言葉にできない苦しさなどが隠れているかもしれません。
研修では、行動の背景を読み解く氷山モデルやABC分析を紹介し、本人が何に困っているのかを考える視点についてお話ししました。
薬を勧めるのではなく、選択肢を減らさない
薬は、子どもを単におとなしくするためのものではありません。本人のつらさを軽くし、持っている力を使いやすくするための選択肢の一つです。
その効果も「静かになったか」だけではなく、「できることが増えたか」「本人が楽になったか」で考えることが大切です。
研修後のアンケートでは、教職員から「困った行動ではなく、本人を見るということが何より大切であると思いました」とのご感想もいただきました。
薬を主役にしない。でも、必要な選択肢からも外さない。
家庭・学校・医療がそれぞれの視点を持ち寄り、子どもの「できた」「またやってみよう」を少しずつ増やしていく。そんな支援のあり方を、これからも伝えていきたいと思います。
今回の研修にあたり、ご準備いただいた草加かがやき特別支援学校の皆さま、ありがとうございました。
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